P日記兼SHT感想置き場のようなもの

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かにのめカナメ

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エレエレエレクション!!

「昨日より、今日が好き。」
劇団なんでやねん、第三回講演「エレエレエレクション」。
劇団名にふさわしい、再スタートの舞台です。

「森谷亮一」を議員にするため集まったメンバー。
しかし「ワケアリ」なメンバーは、誰も政治や選挙について真剣に考えていない。
そんな最低な登場人物たちが繰り広げる、小さな心の奇跡。



森本・椿両名目当てという非常に不純な動機で訪れた舞台。
一言で言えば、行ってよかった。見てよかった。
深読みしすぎて若干しょっぱさを感じたけれど(ていうか設定はあれなの、自虐的ななにかなの)
すごく作りこまれた印象を受けたのと、仕事がんばろうっという気持ちにさせてくれた脚本だったから。
その上、パンフレットを買っただけだというのに森本さんに握手していただいて右手洗えねえという喪っぷりを発揮して帰ってきました。


明日で千秋楽か…。
もう一回見たかったなあ。
それにしても、矢沢だけ名前に数字が入ってないのは何故なんだ…。


初盤は本当に楽しくて。森谷の最低っぷりはあまり気にならなかった。
ワールドガッパとエレクションの歌&振り付けには爆笑させていただいた。サウジ顔って、自分で言うか?
マネージャー・三河のツッコミとモノマネが一々ツボだった。
なんでわざわざ足首?!みたいな。
全体を通して、シリアスとギャグのバランスが取られていた印象。あとテンポがいい。サントラもいい。特典付き買ってよかった。


以下、ネタバレあり。



だから、バラバラだった仲間が空中分解して崩壊した中盤、終盤は非常に不安でした。このままバッドエンドになるんじゃないかと。

主役の森谷の人格破綻者な部分に周囲の人間の裏切りが重なり、森谷の名声は地に落ち、森谷自身もドン底に突き落とされる終盤。
泣き、わめき、叫ぶしかできない状況。

でも、底まで行ったらあとは這い上がるだけなんです。
一人でがんばって、それでもダメなら仲間に救いを求めて、最後は頭を下げてお願いして。

選挙って一人じゃできないんだなあ。
案外大変。笑。

でもきっと、なんだってそうだ。


一番演劇の魅力を感じた終盤。
怒る時は本気で怒る。泣く時はそれこそ涙が滲むくらい泣く。
そんな全力投球の感情表現がたった10数m先で起こっている。
スクリーンを通した演技の何十倍も感情移入できた。
舞台ってなんて面白いんだろう。


特に、森本さんと本川さんの感情表現&シャウトっぷりには心を打たれるものがあった。
ツバキさんはあれです、腹から声出すべきです。
でもあの優しい声色が好き…。


撮影と違ってフレームアウトという概念がないので、舞台にいる役者全員の動きを注視しなければというほどよい緊張感も心地よかった。
後光がさした森谷の演説を、4人は、特に二藤はどう聞くのか。彼らの返答を七海はどんな顔して受け止めるのか。


最後の森谷の演説は、アバウトな言い方だけど「がんばろう」と思えた。
一言一句覚えてるわけじゃない。でも、伝えたいことはしっかり心に残った。

これからの職場行くときソングは「Dont't stop your story」と「ONE STEP レボリューション」を聞くことにしょう。
Dont't stop your storyマジおすすめ。タイムレンジャーの曲ですが。七海みたいに自分に甘えてる時に聞くと、見事に串刺しにされる。閑話休題終わり。


それにしたって、あの猫ズはなんだったんだ?



【個人的なツボ】
七海と森谷の関係が、非常に、ツボ。
二人を見ると剣崎と始さんを思い出すけれど、それとはまた違う感じ。
一緒に殴られにいって、笑いあえる、そんな関係。互いに殴りあうわけじゃないのさ。

初登場時からして、あの長い足を抱えて部屋の隅に座る七海こと椿がそうとうキていたわけですが。
白シャツがすごい映える椿。役柄をホワイトに決めた人は天才だと思う。


背負った影を柔らかい物腰でふわりと覆い隠している七海の、「お前を好きな奴なんて、世界中どこにもいないよ」という台詞と言い回しが、ストライクゾーンど真ん中でした。
今まで優しくして、俺だけは信じてるみたいな顔をしてつけあがらせておいて、この台詞。
七海が愛憎混ざった視線を森谷に注いでいた(妄想)のもポイントが高い…!!!
立ち直った森谷が一番に七海を呼んだのも親愛の証っぽくてよかった。


でも、その関係性は理解できる。
本当の仲間って、どんなに裏切られようとも酷いこと言われようとも、好きだし頼ってしまうんだ。だって信じられるって知ってるから。


森谷と七海、というか森本さんと椿さんは身長が違いすぎて終幕時のあいさつで気になって仕方なかった。そこも含めて二人が好きなんだけど。
90度にお辞儀して下さったんですけど、腰の位置が、位置が!
本川さんも椿さんに匹敵するくらいの背の高さだったけど、腰の位置は負けていた。
最後かな、その前かな、舞台袖に引っ込む前、森本さんに向かって手を伸ばした椿の袖口から見えた手首が細くって細くって。
なにあの椿とかいう生物…と改めて思いました。


【政治について考えた。】
仮に森本さんが本当に歌って踊れるアイドル立候補として立ち上がったら、票を入れるだろうか?
答えは否。
ならどうやって政治家を選んでるんだろう。
そもそも最近選挙に行ったっけ?

読み上げられるデータは知っていても、何も感じない何もしない。
二藤と矢沢の爆弾騒ぎで、ようやく「なんでやねん」に気づく有様。

でも、四条の台詞にもあったとおり、外野で騒いだって、不満や愚痴を言ったって、なにも変わらない。
じゃあどうすればいいんだろう?

「保育所を500増設する」という、非常に現実的な数字の公約。
森谷の最後の演説。
「子供たちの未来のために」なにができるか考えるためにまずは知る、それが今回の舞台で見つけた一つの答えかもしれない。


エレエレエレクション


作品を作り、公表し、それを人の心に届かせることのできる人はすごい、と思った。
そんな舞台でした。
わがままを言うなら、定期的に見たいなあ。

テーマ : 演劇・劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

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