P日記兼SHT感想置き場のようなもの

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かにのめカナメ

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命と愛を妖しと一緒に考える。 【チキタ・グーグー】

    人食い。
この言葉から、普通なら何を想像するだろうか。
狂人、野蛮、気持ち悪い、異常、恐怖。


『チキタ・グーグー』はそんな人食い妖怪の話です。

なんだか怪しいことをしていたグーグー一族の末裔のチキタは、妖しにとって死ぬほどまずい身体を持っていた。
ところが、「まずい人間」は百年経てばおいしくなるという。
そんなわけで、チキタの家族を殺したラー・ラム・デラルは、「百年計画」を始めるのだった…。


最初から最後までずっと根底に流れる、狂おしい程の生への執着
出てくる人たちはみんな、「生きたい」「まだ死にたくない」と願っている。

生きていたいから、他人だって犠牲に出来る。
彼に生きていて欲しいから、人間だって犠牲に出来る。
そうして彷徨う人が、魂が、チキタとラ―に寄りつき、離れていく。

でも、たまに満足して目を閉じる人がいる。「こんな幸せを味わうために、生まれてきたんだって」
それが、魂の死ぬ時。妖しが死ぬ時。


よく考えたら、当たり前なんだ。
百年なんて、普通の妖怪なら待てない。多分。
そんな忍耐力を持てる妖怪が、心を持っていないはずがない。
そしてを持っているのなら、丹精込めて育てた「餌」に愛着が湧かないはずがない。
だって相手は喋って泣いて笑うから。

「僕を食べてね」

人食いの人々に贈られるたくさんの言葉は、あなたと一緒に生きていたいという渇望なんだろう。


……グダグダしているのは、50話(全編54話)で読むのをストップしているからです。
終わらせるのがもったいない。
チキタもラーも、クリップ、オルグ、ニッケル、バランス、サデュース、皆好き。
レギュラーじゃなくてもほとんど好き。


そんな『チキタ・グーグー』、一般書店では滅多に見かけません。
散々探して、今のところ都内では新宿に本店がある某書店でしか発見してません。
というわけで密林等をおすすめします。
あ、簡単に手に入る『カルバニア物語』もおすすめです!これはまた別記事で書けたらいいな。


チキタ★GUGU (7) (ソノラマコミックス―眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)チキタ★GUGU (7) (ソノラマコミックス―眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
(2007/11)
TONO

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一巻もいいのだけど、この巻の表紙は格別。




折りたたみで、別口で手に入れた「カニバリスム」の知識覚え書き。

カニバリスムの秩序―生とは何か・死とは何かカニバリスムの秩序―生とは何か・死とは何か
(1994/11)
ジャック アタリ

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↑この本によると、古代(中世ヨーロッパ以前、つまりは1100~1300年前)には、当たり前の行為として組み込まれていたらしい。
それは、大体3パターンに分けられると思う。

まずは、醜悪なカニバリスム。神話時代の、誰かれかまわず様態を問うわず貪り食う、社会化されていない人食い。
忌むべきものとされてしまうもの。
次は飢餓。詳しくはわからないけれど、1300年代のヨーロッパでは気候変動のために「親が子どもたちを食べた」し、日本でも兵糧攻めにあった武将一派が互いを食べあった(後者はうろ覚え…)。
次に儀式。死者の魂を遠ざけ、その力を吸収するために。それは葬儀でもあったし、時には治療や健康維持のためでもあった。

面白いのは最後の儀式で、色々なパターンや決まりごと、そして意味が込められている。
そして、現代の患者を隔離する治療は、古代の人々が死者を遠ざけるために自らの体に取り入れた治療本質的には変わらないとしている点が、とても興味深かった。


といってもまだ半分しか読んでないのだけど。
とりあえずタイトル詐欺なのはわかった。

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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