P日記兼SHT感想置き場のようなもの

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かにのめカナメ

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00SS バレンタイン【完】

ついうっかり妄想が止まらないので置いておきます。

ちなみにタイトルは話のテーマ。割とノリで書いたので酷いです。
ライアニュ・アレソマリはまたの機会に書きたいなと。
(BLは移行しました)

目次

   『2月14日』(刹マリ+CB)


   『幸せ家族計画』(コラカティ+スミルノフ養父娘)







      『2月14日』 



      


なぜ、俺はここにいるのだろう…。
00に乗りながら刹那は考える。

『刹那。君に任務を頼みたいのだが』
『あぁ、構わない。』
『そうか。では頼んだ。』
すっとデータの入ったスティックが投げられ、刹那が受け取ったのを確認するとティエリアは言った。
『急を要する。移動中に見てくれないか。地図はもう00に入れておいた。』
『…了解した。』
思えばこの時点でおかしいと勘付くべきだったのだ。
『頼んだぞ』
ふっとティエリアは笑い、身を翻した。

そして現在、地図に示されたポイントに向かいながら刹那はデータを読み込んでいた。
「なんだこれは…」
――目的地にいるある人物を今日一日警護すること。――
画面にはその一文だけが映し出されている。
こんなにも曖昧な任務をティエリアが了承するとは思えない。そもそも、これはCBの仕事ではない。
「どういうつもりだ」
トレミーに通信を求めたが反応がない。焦っているうちに目的地へ到着してしまい、任務の真偽を確かめようと刹那はひとまず00から地上へ降りた。
「ここは…」
砂漠にぽつぽつと存在する岩場に、ひっそりと見つからないように隠されている基地が見えた。その入口に誰かが立っている。刹那は銃を片手に警戒しながら近づいた。
「…マリナ」
「刹那?」
その人物を認識した途端、思わず声が漏れる。彼女は更に驚いた表情でこちらに振り返った。
「刹那、どうしてここに?」
「わからない。ティエリアに頼まれたんだが…」
駆けてくるマリナに刹那は困惑した表情を見せる。
「今日でないといけないのだと言っていた。今ここに要人はいるのか?」
「いえ、今日はカタロンの支部が集まる会議があるからシーリン達はいないわ。池田さんたち…何人かはもちろん残っているけれど。」
「そうなのか」
ますます意味がわからなくなり、刹那は首を傾げる。任務の内容を聞きマリナも同じポーズをとった。
「今日は2月14日よね。何かあったかしら」
考えていても何も思い浮かばず、マリナは近くの岩に腰掛けた。
「ねぇ刹那、これからどうするの?」
「トレミーとも連絡がつかない。時間をおいてもう一度通信をしようと思う」
「そうね。心配だもの。
それなら、少し時間があるのよね?」
「あぁ」
「何か食べていかない?もうすぐお茶の時間だわ」
スカートの汚れをはたきながらマリナが立ちあがる。断ろうとした刹那は、嬉しそうな彼女の表情にその言葉を飲み込んだ。
思わず肯定してしまってから、後悔に襲われる。
こんなことをしていてはいけない。マイスター達にもマリナにも迷惑がかかるだろう。なにより、俺にそんな資格はない。
そう思いながらも足は勝手に彼女の後ろを進む。
「ちょうどよかった。さっきまでシフォンケーキを焼いていたの。子供達と一緒に食べようと思って。」
「…いいのか?」
「みんなまだ遊んでいるの。それに、刹那を見たら喜ぶわ」
後ろを歩く刹那のほうを時折振り向きながらマリナは微笑む。その顔と、彼女の動きに合わせてゆらゆらと揺れる黒髪を交互に見ながら、刹那は気持ちが弾んできている自分を発見した。そして今はそれを自戒しようとする気持ちも沸き上がらない。
砂糖の柔らかい香りが漂う部屋で座って、と示された椅子に腰かけ、紅茶を淹れるマリナの後姿をじっと眺める。一瞬重なった誰かの面影はすぐに霧消してしまった。
「熱いから気を付けてね。ケーキもよかったら食べて」
皿に盛られたシフォンケーキはふわふわしたメレンゲが乗っており、ふわっと溶けるような甘い味がした。
「美味しい」
ぼそっと告げると、よかったとマリナは破顔した。
にこにことマリアは刹那を見つめ、刹那はもくもくとケーキを口に運ぶ。時折思い出したように会話をするだけで、2人は何もせず、何も話さない。
遊び疲れた子供たちが部屋を訪れるまで、そんな時間を過ごしていた。






「今頃チョコレートでも貰っている頃だろう」
「なんの話?」
「いや、なんでもない」
食堂に集まりお菓子や花束を贈りあいながら、ティエリアは首を横に振る。アレルヤは首をかしげながらも、自作したタルトを配り歩いていた。
「アーデさん、どうぞです!」
「ありがとう、ミレイナ。」
かわいらしくラッピングされた箱を受け取る。お返しに飲み物の入ったボトルを渡すと、ミレイナは笑って礼を言いながらラッセの元へ移動した。周りを見渡してみると、それは他より少し大きいサイズをしていた。
「ティエリア、うまくいった?」
「わからない。そうだといいと思うが」
提案してきたフェルトに、ティエリアは同じようにボトルを渡す。ありがとうとフェルトは彼にクッキーの入った袋を贈った。
「そうそう、ミレイナのお菓子、後で感想を言ってあげてね」
「なぜだ?」
「頑張って作っていたから」
曖昧にフェルトは微笑む。まあいいだろうとティエリアは頷いた。
「あの、ライルを知りませんか?」
「彼なら自室だと思うが」
「ありがとうございます」
小さめの箱を2人に渡して、アニューは急いで食堂を出て行く。
「ライル、か…」
「そういえばライルの分、どうしよう」
「来ないのならば自業自得だ。分けて食べてしまおう」
「そうだね」
くすりとフェルトは笑う。やっぱり、変わったねと思いながら。
ミレイナとラッセが話し込み、贈られた酒を開けたスメラギはサジに絡んでいる。部屋の隅ではマリーとアレルヤが嬉しそうに互いの作ったものを交換し合っていた。
刹那が任務をうまくこなしていることを願いながら、ティエリアは包みを解き始めた。











疎い子刹那と呑気なマリナとお節介ティエリアさん。暇と食糧事情には目をつぶってください。
ちなみにnotティエミレyesティエ+ミレ+フェルト



                    


















   『幸せ家族計画』 




ピンポンと鳴るインターホンの向こうから、騒がしい声がする。その声の主も、何を言っているかもばっちりと聞きとるとができ、ソーマはふっと微笑んだ。
「やあ、待たせてしまったな、ピーリス小尉。」
「いえ、こちらこそ突然おじゃましてしまって申し訳ありません」
「そこまで固くなる必要もない。さ、中に入って」
お邪魔します、と玄関の扉をくぐり廊下を歩くと、情けない声でマネキンを呼ぶ声が再び聞こえた。
「大佐~」
「今度はどうした」
ぷすぷすと煙を上げる鍋に向かっていたコーラサワーは、現れたマネキンに縋りつく。
「ソースが焦げました~」
「見ればわかる。もう貴官はなにもしなくていい」
そんな~といいながらも場所を譲り、マネキンは鍋を流しに置き、ボールに何かを混ぜ始めた。
「あの…」
「お、少尉じゃないか。久しぶりだな!」
「お久しぶりです。あの、それで大佐は何を…」
「少尉が来るって聞いて、チキンを焼くってさ。酷いよなー、俺の時にはなにもしてくれないのに」
「文句があるなら出て行ってくれてもいいのだが、パトリック。」
文句なんてないっすよとコーラサワーは慌てて弁解する。ソーマはそんな2人の親しげな様子を微笑ましく思いながら、荷物を置く。
「あの、なにか手伝います」
「少尉は客人だ。座っていてかまわないよ」
「いえ、その、私も料理を覚えたくて…」
俯きがちに照れながら告げるソーマに、マネキンは微笑み場所を空ける。
「それならば、野菜の皮むきをしてもらえるか?ついでにソースの作り方も教えよう」
「お願いします」
2人が並んで料理をしている間、コーラサワーは自分が焦がした鍋をせっせと洗う。
レシピを教えながら行ったため時間はかかったものの、下ごしらえが済んだチキンをオーブンに入れ、あとは待つだけとなる。
「あ、先に渡します。いつもありがとうございます」
持ってきた紙袋の中から包みを二つ取り出し、それぞれに渡す。
「ありがとう、少尉。スミルノフ大佐も喜んでいただろう」
「それが…まだ渡していなくて…」
「なにかあったのか?」
「いえ、大佐のお口に合うか、不安で…」
話すうちに次第にソーマの顔が曇っていく。何か言おうとマネキンが口を開こうとし、
「だいじょーぶだって。すげー美味しいもん、このレモンパイ」
「もう開けていたのか、パトリック…」
「大佐も食べたほうがいいですよ。うまいっす」
びりびりと破いた包みの中身を、コーラサワーはむしゃむしゃと食べていた。
「順序が逆になった気もするが、パトリックがこう言っているくらいだ、大佐もおいしいと言ってくださるよ」
「本当ですか…?」
「あぁ、私が保証する。少尉、大佐に連絡をとってくれないか?」
「え?」
「今からなら夕餉までに間に合うだろう。それまでにピーリス少尉、もう一品なにかを作らないか?」
「大佐…」
ありがとうございます!とソーマは部屋の外へ飛び出す。しばらくしてからセルゲイを食事に誘う声が聞こえてきた。
「よかったっすね。」
「あぁ。助かったよ」
「そんなことないっすよー。で大佐、俺に渡すものはありませんか?」
「特に思い当たらないが」
「今日がバレンタインデーだって昨日言ったんですけど…」
「私は貴官ほど暇ではないのでな」
「そんな~」
がっくりと項垂れるコーラサワーを置いて部屋を出る。着いて早々渡された薔薇の花束は既に廊下に生けておいた。
昨晩作っておいたボンボンをいつ渡してやろうか。その時の顔が見ものだな、とマネキンは微笑み自室へと向かった。










多分アロウズ入隊前。こんな日があったらいいなぁ
カティさんの口調がわかりません…





                    



C

omment

初めまして。
初めまして。
「みんと」と言います。
刹マリ、コラカティ+スミルノフバレンタインとても素敵ですね♪

明都 URL | 2009/02/25 21:24 [ 編集 ]

Re: 初めまして。
初めまして!
バレンタインの話、気に入っていただけたのなら何よりです♪
刹マリは特に、また妄想を膨らませて行けたらとは思います、本編が心配ですが…

コメントありがとうございました!

要 菜花 URL | 2009/02/26 18:34 [ 編集 ]


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